こんにちは。大阪の自律神経専門鍼灸整体院 枚方なぎら堂 院長の城地です。
いつも当院のブログを読んで頂きありがとうございます。
日常生活で不摂生が重なると、顔に吹き出物が出来ることがあります。
今回は、なぜ吹き出物が出来るのかを自律神経と絡めてお伝えしようと思います。
自律神経の基本
まず初めに、自律神経の基本的なことを・・・
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
基本的に交感神経は活動するときに活動し、
副交感神経は休息するときに活動します。
さて、ここからが本題です。
日常生活が乱れていても、日中は仕事や家事があるので動く必要があります。
そのため体は休みたくても動くために交感神経をいつも以上に奮い立たせています。
それが続くと常に交感神経が過度に緊張してきます。
体にくる変調で一番わかりやすいのが、首肩のコリや腰痛。
免疫と自律神経の関係
では、免疫の観点からみたらどうか?
免疫の関係でいうと、交感神経が亢進すると
真っ先に働くのが顆粒球と呼ばれる免疫細胞。
自分以外の異物を攻撃するのが免疫細胞。
その中でも、手あたり次第攻撃するのが顆粒球といった免疫細胞です。
交感神経が亢進すると、この免疫細胞達が増殖します。
ある一定数であれば、免疫力も高く異物が入って来次第退治してくれます。
しかし、数が必要以上に増えてしまうと自分の体を攻撃してしまいます。
その結果のひとつが顔などに出る吹き出物です。
つまり、日常生活の不摂生が続くと、交感神経亢進状態が進む。
交感神経亢進状態が続くと単球や好中球などの免疫細胞が増えすぎる。
その結果体が壊されて吹き出物が出てくるという次第です。
なので、最近吹き出物が増えたなぁと思うことがあれば
一度生活習慣を見直してみるのもいいかもしれませんね。
その他何かお体の不調などでお困りでしたら一度ご相談下さい。