こんにちは。
心と体の問題を自律神経と心理学の観点から改善する
鍼灸整体院 枚方なぎら堂 院長の城地です。
今回は、自律神経が乱れ始めるときについて
お伝えしようと思います。
自律神経という言葉は、知らない人がいないくらい
市民権を得た言葉になってきています。
しかし、自律神経の乱れが出て体が不調になってくると
どうしていいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
自律神経を考える上での前提
ここで本題に入る前に一つ覚えていて欲しい前提があるのですが、
自律神経は常に動いているということです。
遊園地のジェットコースターのように常に上がったり下がったり。
つまり、緊張したり緩んだりしているということです。
そして、その動きは体の内外の状況によって精巧に調整されています。
そんな前提がある中で、最初その動きが乱れ始めるのが交感神経です。
最初は交感神経が緊張しっぱなし
交感神経がどういう時に働くかというと、
戦う時、気合を入れた時、逃げるときなどです。
要は、緊張するようなときに交感神経が昂ります。
本来ならば、緊張する状況が終わると、交
感神経の働きも小さくなるのですが、
仕事や家庭のことなどをしていると
どうしても緊張する状況が頻繁に繰り返されます。
そうすると、交感神経の緊張が解除されず
常に緊張状態が続いてしまいます。
結果、首こり、肩こり、腰痛、吐き気、頭痛
等といった症状が起きてきます。
ですので、交感神経の興奮状態を維持させないためにも
- 仕事が最近忙しい
- ストレスがかかることが多い
- なんか疲れがとれない
- 最近同じことばかり考えている
といった、
普段とは違ってしんどいなと
感じたら交感神経が興奮している目安になります。
参考にして頂けたら嬉しいです。
また、それでも症状が抜けない場合は一度ご相談下さい。