どこに注目していますか?。

こんにちは。
心と体の問題を自律神経と心理学の観点から改善する
鍼灸整体院 枚方なぎら堂 院長の城地です。

いつも当院のブログを読んで頂きありがとうございます。

今日は、体の症状が良くなる人、良くならない人がいるという話。

長年臨床の現場にいると、
同じような症状であっても、
治りやすい人、治りにくい人がいるような気がします。

これは、私だけでなく仲間の治療家の先生のほとんどが
同じ意見ではあります。
そこで、なぜ治りやすい人治りにくい人がいるのか?
ということを考えたことがあり、
ここで紹介させて頂きます。

もちろん、体質や原因はみんな違うことは前提のうえでの話です。

フォーカスの違いがその後の違い



結論から言うと、
治りにくい人は、出来ないこと、痛いところばかり注目している。
治りやすい人は、出来るようになったところ、いい変化が起きている所に注目している。



治りにくい人で多いパターンとして、
改善しているところがあるにも関わらず、
わざわざ、辛いところを探し出す。
というのがあります。

一番痛いのが10として、
何回かの治療後、痛みが6になったとして、
「順調に改善していってますね。」と伝えると
「まだ、こうすると痛い。あぁすると痛い」と訴える感じです。



治りやすい人は
同じ痛みが10→6になったら、
「以前より動かしやすくなった。だいぶ気にならなくなった。」
というような感じです。

いろいろな症状で困っている人がいるなかで、
不思議と後者のパターンを持った方の方が
最終的には早く治っているような気がします。

心理学の方では、意識した方にエネルギーは流れる
といった考えをする場合もあり、
あながち気のせいではないかもしれませんね。

ちなみに、自律神経も深いな思いを続けると
バランスを崩すので、無理のない範囲で改善されている方を
探してみるのもいいのかもしれませんね。

よかったら参考にしてみて下さい。


2022/08/10こころのお話

一覧へ戻る