枚方 ストレスでお悩みの方へ③。

こんにちは。大阪府枚方市の自律神経専門整体院&パーソナルコーチングLAB 代表の城地です。
本日も当院のブログにお越しいただき誠にありがとうございます。

これまで2回ストレスについてお伝えしてきました。
本日はストレスと脳の関係についてお伝えします。

ストレスで負担増大の前頭前野


ストレスには、肉体的な疲労から来る身体的ストレスと、
現代の環境により生じてきた脳ストレスがあります。

身体的ストレスに関しては、休息やリラクゼーションにより
快復する場合が多く、初期であれば比較的早く元気になることが出来ます。

最近よく言われているのが、脳の方のストレス。

中でも特に関連深いのが、大脳皮質前頭前野。


この前頭前野、進化的に最も新しく高度に進化した領域。
ヒトでは大脳皮質の1/3を占めます。

ここは抽象的な思考に関わる神経回路があったり、
集中して作業させる役割も果たします。

一番馴染みのある機能としては、精神の制御装置としての役割。
状況にそぐわない思考や行動を制御しています。

最近では、ストレスが前頭前野に影響を与え、
高度な精神機能を奪うことがわかってきました。

精神(感情や衝動など)の制御装置の機能が低下することで、
逆に生命機能(性欲、食欲など)を司っている古い脳領域が
活発になってきます。


その結果、不安を感じたり、普段は抑え込んでいる衝動(暴飲暴食や薬物乱用、お金の浪費など)
に負けてしまうようになります。

『考え過ぎる』こともストレスに


ここまで前頭前野のことについてお伝えしてきました。
この前頭前野ですが、今一番のストレスになっているのではと
個人的に思っているのが、『考えすぎる』ことです。

コロナ禍による生活様式の変化による影響もあるかもしれませんが、
とにかく、不安や恐怖、または先々のことに限らず
常日頃から思考をフル回転しているような状況が続いている方も多いと思います。

そうすうると、前頭前野に負荷がかかり体にも不具合が生じます。


当院では、普段から頭部のうつ熱のことについてお伝えしていますが、
こういった背景があります。

ここを上手く取り去らないと、自律神経の症状はもちろん、
ありとあらゆる症状が改善しにくい状態になります。

なので、「普段から頭をよく使っているな!」と感じている人は
早めに脳ストレスの除去をおススメします。

今回は、当院が普段からお伝えしている頭部のうつ熱の背景について
書いてみました。

ご自身の症状で気になる方は、一度ご相談下さい。
2022/04/25自律神経のお悩み,症状コラム

一覧へ戻る