こんにちは。自律神経専門鍼灸整体院 枚方なぎら堂院長の城地です。
いつも当院のブログにお立ち寄りくださりありがとうございます。
本日は当院の整体観の要である頭部内熱についてお伝えします。
今回、眼精疲労の項目で頭部内熱についてお伝えするのですが、
この頭部内熱は眼精疲労だけではなく、自律神経全般の症状にも当てはまるので
よかったら参考にしてみてください。
頭部内熱とは何か?
頭部内熱とは、簡単に言うと『頭部(脳)のうつ熱』のことです。
うつ熱は、夏場によく言われる熱中症の原因となっている体内の熱が
上手く発散できずに体にこもってしまう状態です。
そのうつ熱が脳で起きる状態を当院では、『頭部内熱』と言っています。
なぜ、頭部内熱が問題なのか?
頭部内熱が問題になるのは、それは体の基本的な機能である情報処理に問題が生じるから。
体の外の環境からの情報も体の中の環境の情報も、
全て脳に入っていき処理され、脳から全身の各器官にあーしろ・こーしろと命令します。
頭部内熱が発生すると、その情報処理が上手くいかなくなります。
そうすると、体への命令系統も混乱し、状況に合わせた対応が出来なくなります。
これを、自律神経失調症と言ったり、目にきたら『眼精疲労』と言われるようになります。
つまり、自律神経は全身に行き渡っているため、脳からの指令が混乱すると全身のどこに症状が起きてもおかしくありません。
だから、当院では頭部内熱が問題の原因の1つと考えて、毎回施術のたびにチェックするようにしています。
もう一つ重要なのが、頭部内熱が生じたままだと症状は一向に良くなって行かないということです。
それは、脳がパニックを起こしているので、治せという命令を出しずらくなっているからです。
まとめ
本日は、当院でも重要視している『頭部内熱』についてお伝えしました。
これ夏場だけでなく、1年間通して生じる可能性がある。
なので、調子が悪いのが改善しない。
病院で検査したけど異常なしと言われた。
など、眼精疲労含め、調子が戻らない人は一度『頭部内熱』を疑てみて下さい。
そして、自分はどうなんだろう?と思われる方は当院にご相談ください。